フィリピン留学について 個人的感想
オーストラリアから一時帰国し1ヶ月ほどぼーっとしたのちフィリピンのセブ島へ出発しました。
なぜ僕がフィリピンに行こうと思ったかというと、実は僕がシドニーにいた時くらいから考えていました。
なんなら当初はオーストラリアに5年くらいは住もうかとさえ思っていました。
もともとある目的を持って海外に出ていったわけでしたが、次第に「もしかしたらオーストラリアじゃないかもな」という気持ちが出てきていて、そこで目を付けたのがフィリピンでした。
しかも、僕は当時フィリピン留学なるものを知りませんでした。
ですがオーストラリアにいる主に韓国人がフィリピンに数ヶ月行ってからこっちに来るというパターンを王道化させていました。
次第に日本人の間でもフィリピン留学が流行ってきて僕も気になっていました。
なのでワーホリが終わったらどんなもんか実際体験しに行くのもありだなというところからフィリピン行きを決めました。
なぜフィリピン留学が人気なのかというと・・・ズバリ値段です!!!
フィリピンは物価が安く授業料も格安で受けられるというのが謳い文句になっています。しかも授業は基本的にマンツーマン。さらに寮が付いていて食事も付くことから、コスパが良く、気軽に留学に行けるといったことが人気の要因です。
デメリットとして言われるものは、治安面や講師がネイティブじゃないといったところでしょうか。
治安面は・・・良くはないだろといったところで、もちろんフィリピンのどこへ行くかにもよるし危ないところに行かないなど自分で気をつければそんなに危なくはない。
講師がネイティブじゃないことに関して・・・これは僕も気になってたので行く前にネットでも調べましたが大体どこの情報も同じで「フィリピンの公用語は英語で、講師たちはネイティブにも引けを取らないほどの英語力なので問題ない」と。。。
これは嘘だ!
まず普通の国民はそんなに喋れません。。。
そして講師もネイティブとは全く違うので自分の英語学習の目的をはっきりさせてから行った方が良いと思います。
例えばフィリピンだけで生きていくための英語を身につけたいならそれで良いでしょう。
あるいは多少のコミュニケーションが取れるようになりたいだけとかリスニングはともかくスピーキングに特化した練習がしたいという人もまぁ良いでしょう。
でも、だったらオンラインで良くね?って感じ。オンラインは激安なので家にこもって1日12時間ぐらいやったら相当コスパ良いし。
せっかく留学に行くのだから何のために英語を勉強して、その英語をそのあとどのように使いたいのかを明確にしてから行くと良いと思います。
僕が出会ってきたフィリピン留学経験者たちは口を揃えて「良かった」と言います。あまり否定的な感想を現実でもネットでも聞いたことがありませんでした。
ですが僕のフィリピン留学は正直言って「最低」でした。。。
まず、上記のような先入観から僕自身行ってもないのにフィリピンを過大評価してしまっていましたのが理由の1つです。
そのため最初は最低でも半年間は滞在しようと計画していましたが、行ってすぐに3ヶ月に短縮しました。
次回書く”負の出来事”が起こったのも事実ですが、それらを差っ引いても英語の習得という目的でフィリピンに行くのはあまりオススメしません。
これは、パンチを習いたいのにボクサーではなくキックボクサーに習いに行くようなものです。
我ながら素晴らしい例えだ。
実際はコスパもそんなに良くありませんし、フィリピンでは働けないのでワーホリで働きながら学校に通った方がマシでしょう。
僕がオススメする行き方は、2〜3週間、都会は避けてリゾート観光がてらに勉強もするといった方法ですかね。
都会に行っても汚染されてるだけですしストリートチルドレンもわんさかいます。
まぁでも実際フィリピン留学に行く人のほとんどが英語初心者の方だし僕が感じたようなことは感じないのかも。
だからみんな満足してるんだろうしね。
それだったら別にいいのかな。
だとしても長期間行っても時間とお金の無駄だと思うのでせいぜい1ヶ月かな。
あくまで個人的な感想なので悪しからず。
もちろんフィリピン自体が好きなら何ら問題ではありません。
ただ僕には合わなかった、それだけのこと。
次回はセブでの生活や僕の身に起こった出来事を書きます。